大阪は、そして日本はこれからどうなるのか

ワクチン

★お盆休みの期間が終わりました。それと同時に緊急事態が発出されるエリアも増えたようです。

この間に大阪では1日のコロナウィルスの陽性者の数が過去最高の1,828人をカウント。まぁやぎの予告では2000人オーバーだったんですけどね。

 

日本全体を見ても1日のコロナウィルスの陽性者の数が2万人オーバーを実現してしまい、新型コロナウィルス感染症対策分科会の尾身会長や東京都医師会の尾崎会長、そして各都道府県の知事さん方が連日テレビ画面の中でヒステリックな表情を晒しています。

新聞による報道、テレビのニュース番組のどれを見ても、”感染者の拡大の勢いが止まらない”と危機感を連日煽ってますね。
そして東京都の重傷者の数となると「7日間連続最多更新の268人に!!」、とまぁ「もう日本は終わりだぞ!・・・」的にアピルことアピルことw。

 

★ところで、最近の報道を見ていてやぎはひとつ気付いたことがあるんです。

「新型コロナウィルス感染症に罹患し、不幸にもお亡くなりになってしまわれた死亡者数をメディアで取り上げなくなったぞ?」

1日あたり2万人オーバーの陽性者ともあれば、死者数もエグいことになっているんだろうと思い調べました。
そしたらね、現在の第五波の始まる直前のボトムを7月1日とすると、そこから8月15日までの46日間にお亡くなりになられた方の総数は670人。
1日平均にすると14人。凄く少なくなったんですね。お亡くなりになった方がいることに変わりは無いので、手放しで喜べるものでは無いけれどこれは事実。

発症からお亡くなりになるまでのタイムラグが約2週~3週間あるので、2週間前の8月初旬の日本国内の1日当たりの陽性者数と見比べてみても、その時点ですでに1万人を超えており、死に至る確率で見ると0.1~0.2%程度まで激減していることに。

現状を交通整理してみると

①感染力の強いデルタ株が猛威を振るっている。
②ワクチンの接種回数が増え罹りにくくなっているand重症化しにくくなっている。
③デルタ株は感染力は強いが毒性はそれほど高くない。

以上3点の要素が考えられる。やぎは医療の専門的知識は有りませんからあくまで外野の感想ですがね。

さらに、昨日(8月16日)菅総理大臣が記者会見で発言されていましたが、中外製薬が先月薬事承認を取得した「抗体カクテル療法 ロナプリーブ点滴」をすでに先週から東京都の宿泊療施設で開始したそうですよ。これは明るい話題じゃないか。

★さて大阪に話を戻すと、8月16日時点の大阪の実行再生産数は【1.17】。TOPの【1.74】から半月かけて下がってきた。
下がったタイミングを見れば緊急事態宣言の効果であることは間違いないようです。

このまま行けば8月の終わりには感染者も大幅に減少してくると予測できるが、同時並行で進めているワクチンが30歳以下にまで行き届くのは冬の始まりくらいじゃないだろうか。

だから9月中旬に緊急事態宣言が解除されたとしても、年内にあと1回は感染者激増となる時期は来るんだろう。
ワクチンの副反応が怖くてワクチン拒否する人も一定数いるみたいだし、感染者が「ゼロ」になることは有り得ないことだけど、治療薬ももう少しで手に届くところまで来たようだし、これからの行政に求めたいのは今の緊急事態宣言が解除されたら、つまらない規制は無くしてコロナ以前のように普通に生活を商売をできるようにしてちょうだい、ということ。

緊急事態宣言は感染を抑える効果は有るけれど、他の面での犠牲が大き過ぎる。

そのうち、コロナに感染したら「恥ずかしいヤツ」扱いされるような日が来るんじゃないのかい。

by白やぎ