ぐー・ちょき・ぱー

誰でも知っている「じゃんけん」。僕の育った地域では「いんじゃん」とも言う(笑)

まぁそんなことはおいておいて、ぐーちょきーぱーというのは「三すくみ」という原理をつかった子供遊びのこと、なんて説明は無用なほど、誰にとっても当たり前のこと。

世の中のパワーバランスも、三すくみの原理が働いているから保たれているはずなんだけど、ここ近年に至って見るととても危うい時代になりつつあるよな、と思案してしまうのである。

1990年代になって普及し始めたインターネット技術。つい先日Sバンクさんの回線がシャットダウンしてしまったことで、電話が掛けられなくなったことは言うまでもなく、LINEといった便利なアプリも使えない。買い物の代金も支払えない。コンサート会場に入場できない、などなど恐ろしいくらいに影響がひろがっちゃわけです。

Sバンクさんのニュースを聞いた時は、テロの一種かと思ったくらいに、社会全域がマヒしていたと思う。でもこれって、実際に起こり得ることでしょう。通信回線を握ったものが社会を牛耳ることもできるのかもしれない。

そして更に事態をややこしくしているのが「仮想通貨」。

実物が無い通貨なんだから、通信回線が遮断されてしまえば、なんの役にも立たない。狙われたらどうするんでしょうね。怖い話しじゃないですか。

こういうと、社会を牛耳るのは通信を握ったものか!?と思っちゃうかもしれないけど、本質はここから。

とても簡単な話し、通信は電気がないとなんにもならんのですよ。そう最強は電気。電気を握ったものが世の中の全てを牛耳ることができるっていう可能性は有り有りです。

どこかの軍組織が電気を掌握してしまったらどうなるの?考えただけでも怖い話でしょう。

そうならないように三すくみの原理が保たれることを願うだけです。誰もこのことに気付きませんように。

やぎ