白やぎ黒やぎの 働く”意識”改革のススメ

誰か教えてくれませんか?
いま、世間を騒がしている「働き方改革」って
一体なんなの意味があるの?

今朝のNHKニュースでも取り上げられていたし
毎日毎日、働き方改革について”対策”をどのようの行うのか?
をテーマとした報道が目に入る。

画面の中では、
「長時間労働をいかに解消するか・・・」や
「働きやすい社会に・・・・」なんて言っているが、
やぎには判らない。

「そもそも働き方って、何か統一的なルールや制約があって、それに縛られなきゃいけないものなのか?」

労働法なんてものもがあるから、法律に則るとはしても
自由に働きたいように働けばいいじゃないか。

そもそもなんのために働くのか?
生きていくために必要な収穫(=お金)を得るためだろう。

極端な事例で恐縮だけれど
あなたは石器時代の人間だとしよう。
生きていくために必要な食糧を得るために、仲間と獲物を狩りに出かけるワケだ。
そう狩人だ。

「まだ獲物を捕まえとりゃせんが、もう6日も歩きづめだからそろそろ休まなきゃいかんだがや!」
なんて言うと思うかい?
休んでいる間に、女房や子供は飢え死んでしまうだろう。

まぁ、例えが極端すぎるからせめて時代だけは現代にしよう。

あなたは農業を営んでいるとしよう
農業ってのは、種まきの前から実を刈り取るまでは休んでいる暇なんて無いのだが

「もう1週間も農業をしたから、明日から3連休にしようか」なんて言えると思うかい?
休んでる間に作物は枯れるか、動物に食い荒らされてしまうだろう。

働くっていうのは「行動」なのであって
行動を決めるのは「自分の意思」が全てなのである。

決して、高校や大学を卒業したら会社に勤めて働くという強制的なレールがある分けでは無い。

なのに、どうして学校を卒業したら有名な企業に就職しようとするのか?
ただの歯車の一つになるだけなのに。

それは、そういう「社会」で「社会常識」があるからだ。
回りのみんなも、学校の先生も、両親だって、そうすることが「当たり前」だと思っているんだ。

だけど「社会常識」ってのは人間社会の歴史の過程で自分たちで作ってきたもの。
自然の摂理でもなんでもない。
ようは鳥が飛んで逃げないように作った鳥かごなんだ。

鳥かごの中を一生懸命頑張って飛んでみたところで外の世界には出ていけないよ。

 

「働き方改革」
そこにイノベーションが有るなら分かるけど、そうでも無い。

やりたい仕事を、好きなだけしようよ。
会社という鳥かごの中で、いくらもがいたって外には出られ無いんだからね。

働く”意識”を改革すれば、きっと人はハッピーになれる。

by 黒やぎ