自然界の警告!?

ウィルスって何だ?
遺伝子を持つけれど生物では無いとされている。
辞典を見ると、タンパク質と核酸からなる粒子、と書いてあった。
そして大きさは細菌よりも恐ろしく小さいと。

そんな粒子に我々人類は今現在全世界で翻弄されている。
その様子はまるで人類を淘汰するための必然的な使命でもあるように。

地球上の人口が多くなったがために、ウィスル感染が爆発的に発生するという側面は当然ある。
人類の数を間引くための自然界の見えざる作用なのかもしれない。

そしてその粒子を恐れる人類は、世界各地でさらなる感染を防ぐために経済活動を止めてしまった。
経済活動を止めてしまうと、人は死んでしまうのに、だ。
それもおかしな話なんだけどな。

賢明な人々は、きっと今の繁栄はまやかしの世界だということに気づくだろう。
物質的な豊かさは華飾であり、人間が本来あるべき姿とはまったく無縁のものだと。

人が生きていくために必要ではないことも、これまでは職業としてなりたってきたが
そんな職業の人達は、今現在まったく必要とされず、収入も途絶え、暗闇で暮らしているような思いでいるのではなかろうか。

自然界の見えざる作用なのだとすれば
物質的な豊かさだけを盲目的に追い求めてきた人類への警告だと、受け取ることもできよう。
これまで忘れていた生きるための、生き物としての本質に目を向けるきっかけとなるかもしれない。

きっと僕らは今回のことから多くのことを学ぶことができるのだと切望する。

by 黒やぎ